RoppongiArtNight of Tokyo Art World JP

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六本木アートナイト


2009年3月28日~2009年3月29日
六本木各所

一夜限りのアートイベント

2009年4月5日

六本木ヒルズ、サントリー美術館のある東京ミッドタウン、国立新美術館、および六本木商店街振興組合が共同で開催した一夜だけのアートイベント、それが六本木アートナイトである。六本木各所にアート作品が展示され、通りを行き交う人、その場所を訪れた人が気軽にアートを楽しむことができる。

アート作品の展示と共にミュージックイベント、クラブイベント、トークイベント等が同時開催され、レストランやカフェも通常よりも遅くまで営業していた。国立新美術館とサントリー美術館も閉館時間が夜10時、11時まで延長され遅くまで展覧会を鑑賞できるようになっていた。

ここで展示されたいくつかのアート作品を紹介しよう。まず、足で踏むと裸の男が突如登場し、その足跡をごしごし消しまくる映像作品。大勢の人間が面白がって、そこかしこに足を踏みならす姿が見られた(写真1参照)。白い花と白いポリバケツでできた作品。ポリバケツからは次々に泡が噴き出てくる(写真2参照)。大勢の人間が白い風船をもって行列をなして移動する作品(写真3参照)。巨大な火を吐くロボット(写真4参照)など色とりどりの作品を楽しむことができた。中でも特筆すべきは、発砲スチロールで出来た茶室である(写真5参照。この作品についてはCREATIONを参照して欲しい)。

その他にも、六本木各所にアートキューブと呼ばれるコンテナの空間内にアート作品が展示され、通りを行き交う多くの人が足をとめてそれらの作品を鑑賞する姿が目に付いた(写真6,7参照)。この日の六本木は家族連れやカップルの姿を数多く確認することが出来た。普段は外国人の姿が目立つ街だが、この日は日本人の姿が大半を占めていたように思えた。この六本木アートナイトと同じようなイベントを通じ、これからもアートがもっともっと日本人にとって身近なものになっていけばよいと思う。

このイベントの詳細は下記まで。

http://roppongiartnight.com/


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