lempicka of Tokyo Art World JP

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美しき挑発 レンピッカ展


2010年3月6日~2010年5月9日
Bunkamura ザ・ミュージアム

強く、濃い

2010年3月28日

どの作品も強く、濃い。

タマラ・ド・レンピッカは、ハリウッド女優並みの容貌と巧みな自己演出を武器に、1920年代から30年代のパリの社交界、および芸術界にて活躍した画家である。彼女の作品は現在、マドンナをはじめとするハリウッドの著名人がこぞって収集し、有名オークションでも数億円の値がつくこともあるほど世界的に評価が高い。

本展覧会は、そのレンピッカの日本初公開作品約30点を含む油彩画約65点、および素描約20点を展示する催しであり、これほどの点数のレンピッカ作品が一堂に会することは極めて稀であるという。

本展覧会で展示されている作品はどれも強いメッセージを発しているが、この中で特に印象に残った作品を挙げるとすれば、《緑の服の女》、《サン・モリッツ》、《ピンクの服を着たキゼット》 等になるだろうか。どの作品も強く、濃い。

実際に本展覧会に足を運び、作品から溢れ出て来るようなレンピッカの強いメッセージを充分に感じ取ってみて欲しい。そのメッセージをどのように咀嚼するかは各人によるとは思うが。

この展覧会の詳細は下記まで。

http://www.ntv.co.jp/lempicka/


読者プレゼントのお知らせ。本展覧会御観覧ご希望の方は、住所、氏名、年齢をご記載の上、下記アドレス宛てに4月10日までにご連絡ください。抽選で5組10名様の方に本展覧会の入場チケットをプレゼントさせて頂きます。

tokyoartworld@gmail.com



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