Borghese of Tokyo Art World JP

②ラファエロ・サンツィオ.jpg ラファエロ・サンツィオ《一角獣を抱く貴婦人》1506年頃

ボルゲーゼ美術館展


2010年1月16日~2010年4月4日
東京都美術館

華麗なるコレクション

2010年1月29日

ボルゲーゼ美術館は、ローマ北東部に位置し、名門貴族であるボルゲーゼ出身で、ローマ教皇の甥でもあったシピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿により、彼自身の夏の離宮兼芸術コレクションを収集展示する館として、17世紀初めに建てられた。そこでは、数々の古代彫刻とともに、ルネサンスからバロックにかけての彫刻・絵画が展示され、その中でも特に枢機卿が好んだというベルニーニとカラヴァッジョの作品は点数が多く、当館のコレクションの核をなしている。

本展覧会はこのボルゲーゼ美術館コレクションを日本でまとめて紹介する初めての機会であり、ラファエロやカラヴァッジョらの巨匠達の作品を約50点紹介している。

本展覧会で紹介されている作品はどれも豪華で華麗だが、その中でもカラヴァッジョの《洗礼者ヨハネ》、ラファエロ・サンツィオの《一角獣を抱く貴婦人》、サンドロ・ボッティチェリの《聖母子、洗礼者ヨハネと天使》などは特に美しく、印象に残った。

本展覧会にて展示されている数々の名作に触れることで、作品が持つ華麗な息吹を感じてみては如何だろうか。

この展覧会の詳細は下記まで。

http://www.borghese2010.jp


読者プレゼントのお知らせ:
本展覧会御観覧ご希望の方は、住所、氏名、年齢をご記載の上、下記アドレス宛てに2月15日までにご連絡ください。抽選で5組10名様の方に本展覧会の入場チケットをプレゼントさせて頂きます。

tokyoartworld@gmail.com

追記:
本展覧会は3月9日にその来場者が10万人を突破し、記念セレモニーが開催された。展覧会は4月4日が最終日で、残すところあと1ヶ月ばかり。会場となる東京都美術館は本展覧会終了後4月5日より約2年間全面休館する予定だ。現在の東京都美術館で開催される最後の企画展「ボルゲーゼ美術館展」をお見逃し無く。






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